いつまでたっても膨らまない胸、丸みを帯びないお尻。それなのに…
「唯一現われる、女性特有の特徴がこれだとは、どういうことだ…!」
「ルルーシュお腹痛いの収まった？」
「スザっ…ん、痛っ…」
「駄目そうだね…大丈夫？」
「…ていうか、お前は何で平気なんだ？お前だって今なってるだろ！」
「なんでわかったの？愛の力？」
「洗面所に行ったときに珍しく、俺にハンカチ借りなかったし、自分で持ってた。更に一緒にポシェットを持っていたら分かる」
「よく見てるね」
「それに…ベルガモットの香りがする」
「普段はつけないしね。まぁ血の匂い、好きじゃないし。そういうルルも…甘い香りする、可愛い。ルルににあってる」 
「…本当元気だな」
「全然重くないもん…そりゃ一番は多い日は、いまいちかなって、思うけど。最初の日とか最後の日だったら、マラソンだって、水泳だって出来るし」
「この体力バカ…!」
「ぇー酷い、体質だょ」
「煩い！俺なんか、始まる前から違和感あって、胸が痛くなって腹も張って、胸の痛みが取れたと思ったら始まって、腰は痛いゎお腹壊すゎでベッドから起き上がれなくなるんだぞ」
「何か壮絶だょね」
「ぇえい、羨ましい、恨めしい、妬ましい！その身体、俺に寄越せ!!」
「いいょ」
「…は？」
「だからあげる、ルルーシュに僕を」
「……。」
「だから、ルルーシュを僕にちょうだい？」
「頭まで痛くなってきた…」
「薬飲んで寝たら？」
「そうする」 
















「…スザク」
「ん？」
「 そばにいろ」
「もちろん」