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水着で隠れる部分と、唇は、本当に嫌ならば隠しなさい…いつか出会う、最も愛しき人のために。



私は、後ろから自転車に乗って来た、知らない男に、尻を触られたとき恐ろしさを覚えている。

でも、そのときに、警察には連絡しなかった。

何故ならば、中学二年生の、ある暑い日に、学習塾に向かって自転車に乗って走っているときに、車にぶつかってしまって、警察官に、何故、車に気が付かなかった!!っと恐ろしい怒鳴り声で説教されたからだ。

小学一年生のとき、私はピンクが好きだった。スカートが好きだった。

鼠が死んだ。今度仔は、長く生きるといい…。

小学三年生のとき、私は緑が好きになった。スカートが好きだった。ピンクの眼鏡を買った。

小四年生のとき、兄にとてもきつく、怒られたことを覚えている。お前なんかを、連れて歩きたくないと言われた。

小学五年生のとき、母が、入院した。自分の誕生日の前日だった。お腹がとても痛くて哀しかった。

鼠が死んだ。もう、私は、この小さな命を、手の上に乗せるのはやめようと思った。

歩きながら、何かすることは、恐ろしくて出来なかった。

本が嫌いだった。委員会活動で怒られたからだ。もう、本は読まない、歌も歌わない。布団に、毛布にくるまって、小さくなっていた。

小学六年生のとき、黒い服しか着れなくなった。ズボンしか着れなかった。私が大人になればなるほど、母が弱っていく。悲しくて、淋しかった。小学生の卒業式の後の、淋しさを覚えている。

中学一年生のとき、初めて出会った友達と、遊びに行った。竹馬の友とも遊んだ。剣道部に入った幼馴染、陸上部に入った幼馴染、パソコン部に入った、私。

いつかいつか、…。透明人間になりたい、吸血鬼になりたい、改造人間になりたい。

委員会活動が嫌いだった。連帯責任が嫌いだった。お前のせいで、と言われたから…。

私に向かって、異性に抱かれた事無いの?かわいそう~?と嘲笑した、女横顔を覚えている。たぶん後輩だろう。

お前、そんなことも知らないの?遅れてる~っと嘲笑した、男の声を覚えている、友人の携帯電話っだっだが、了承をとってから、切ってしまった。


私は、いまさら、イジメにあっても泣かない。

いつも、虐められたもの。でも、守ってくれる人もいた。

いつも、優しい人が、優しいわけではない。

そのことだけ、知っていれば、私は生きていける。

当たり前のことが当たり前に、出来ない悲しみさえ、知っていれば、私は生きていける。
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